女神様の慈悲?

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「そうそう、話がずれちゃったわね。 それで貴女に聞きたい事があるの。」 「何?」 「貴女もう一度人生やり直したいと思わない? だってたった18年しか生きてないって可哀想よ。どう?やり直したいと思わない?」 なんだと!? 人生リセット出来るの!? 「あっ、ついでに転生先も決めれるわよ。 例えば二次元とか魔法と剣の世界とか…。」 「ちょっと待って! さっきなんて言った!?」 「転生先も決めれる?」 「その後の言葉!」 「二次元とか?」 「もっとその後の!」 「魔法と剣の世界?」 「それだぁっ!」 凛花のデカい声のせいで、マリアと双子達はびっくりした。 RPG好きの凛花は魔法と剣の世界にかなり憧れていた。 「な、何?もしかして魔法と剣の世界に行きたいの?」 「Yes!」 「そ、そうなの。わかったわ。 なんか特殊能力とか欲しい?」 「魔導士!魔導士になりたいですっ! あと少しだけ槍か剣を使えるようになりたいっ! あとは適当に任せますっ! あっ!でも記憶は残したままでお願いしますっ!」 「わかったわ。 だけどなんで記憶は残しておくの?」 「えっ?まぁ、今までの思い出を忘れたくないのと今持っている知識が後々役に立つかもしれないじゃん?」 「なるほどね。了解。 そうそう、忘れてたわ。貴女、転生すると言っても赤ちゃんからじゃないからね。」 「はっ!?」 「だから、転生してすぐ青春を味わって欲しい?というかぁ~。 ぶっちゃけ、そこまで魔法使うのが面倒? だから、13歳からでいいかしら?大丈夫!身体も13歳の時の姿にさせてあげるから。」 「…まぁ、別に気にしないけどさ。 面倒ってどういうことよっ!?」 「五月蝿い、干物女。」 「…黙れ、干物女。」 お前らは黙っとけっ!
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