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「そういえば、ここはどこなのよ?」
「はぁ?ここはクリスタ公国だぜ?大丈夫、君?」
クリスタ公国?どこだよ、知らないから!
その前に初めて聞くし。
「もしかして君、隣国の勇和国の人間か?
それとも、転生してきた?
なぁんて、転生はないよなっ!笑」
「…。」
「…えっ?まさかの転生少女?
マジで?」
「ウチはその冗談無しの転生少女だよ。」
「転生って本当にあるのかよ。
噂では、たまにいるってのは聞いたことはあったけど…。まさか、自分の目の前の少女が転生してきたってのは経験したことがないな。」
えっ?なんか信じちゃってるパターン?
まぁ、それはそれで安心できるからいいけど。
「…、なんか面白い展開になってきたね。
君、さっきここはどこなんだぁぁぁぁっ!?って叫んでたよね?」
「そうだけど…。」
「んじゃ、俺の所に住まない?
部屋も結構余ってるし。やることやってくれれば、
衣食住はタダだぜ?」
ホント!?
んじゃ、即…。
「住みたいです。なんでもしますので。」
「おお、わかった。
あっ、ちゃんと女もいるから安心しろよな。
そういえば君の名前聞いてなかったよね。
名前は?」
「坂本凛花よ。」
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