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しばらく瑠衣と話ながら歩いていた。
今更だけど、瑠衣はかなりのイケメンだ。
ウチが通ってた高校の男子共と比べると男子共の方がミジンコに見えてくる。
それぐらいレベルの高いイケメンの瑠衣。
瑠衣の家族も美男美女なんだろうな…。
あー、なんか自分が惨めになってきた…。
「…おい。凛花聞いてたか?」
「あっ、はいっ!聞いてませんでしたっ!」
「即答かよ…汗」
「何?なんかヤバい事になった?」
「いや、ただ君は気付いてなかったらしいけど君の腰に刀と銃があるから。
…それ、どう見たって君の武器だよね?」
えっ、ホントだ。気が付かなかった。
「それ大事に持つ事だよ。自分の身は自分で守る。それ基本だから。」
「わかった。」
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