咲也の決意

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「良い所に気付いたね。 僕が君に会いに来た理由と重なるんだけど、ずっと未来の君たちの子孫が、世界線に大きな影響を与えることになるのさ。 要するに君たちではなく、君たちに子供が生まれるかどうかが問題なんだよ」 「なるほどね。 弥生か僕、もしくは両方が死ねば子供は生まれないってことか。 ・・・聞きたいことは、まだまだあるけど、今は弥生を助けることだけ考えるよ。 あとはなるだけ世界線に影響しないようにだね」 「うん。上出来。 君なら、きっと成功すると信じているよ さあ目を閉じて。 時間の旅に出発だ」 咲也は目を閉じると、深い眠りに落ちていった。
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