舞い降りた禍

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急ぐ咲也の横を、救急車やパトカーが、けたたましくサイレンを鳴らしながら走っていく。 咲也は妙な胸騒ぎがした。 「まさかね・・・」 そう思いながらも、自然と足が速まる。 ビルの角を曲がって、待ち合わせの場所に着いた咲也の目に、信じられない光景が映った。
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