トラブル2

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(いや、だって放っとけないだろう) 『約束しただろ?他人と関わっちゃダメだよ。 間に合わなくなるよ? さあ、行けったら』 何故かジョーカーの口調が普段より厳しい。 (ちょっと立たせるだけだよ) 咲也はジョーカーの静止を振り切って、男の子を立たせた。 「ごめんね。 お兄さん、急いでるんだ。 ボクは大丈夫かい?」 男の子は首を振って、泣き出してしまった。
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