エピローグ「セカンドラブ」

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エピローグ「セカンドラブ」

二年後~ 私は宮野光として宮野結介とお見合いをして。二十歳の誕生日に結婚した。 「本当になにもかも覚えているかい?」 夫が結婚式で聞いてきた。 「うん、私は結子さんからあとを託されたから」 ブーケは津村さんがキャッチした。 雅史君の治療も継続していて。メールで『おめでとう。ルシファー』と来ていた。 私は宮野光。これから結子さんが託した相手と人生を歩んで行く。 色々あるかも知れないが、きっと大丈夫。 結子さんから私に結介さんを愛するバトンタッチだ。 それはステキな事。 そう、きっともう一度を願った結子さんが起こした軌跡。 だから、それはきっとセカンドラブ。 【完結】
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