2人が本棚に入れています
本棚に追加
主治医
「どうやら、娘さんは記憶喪失のようです。それも結婚した結介さんとの出会いから事故に合うまでの事をすべて。」
母
「娘の記憶は戻るんですか?」
主治医
「現状では何とも。こんなに早く意識が戻って来た事、事態が奇跡的な事ですから。」
父
「あんたはそれでも医者かワシがこの病院にいくら投資したと思ってる?」
主治医
「承知しておりますよ。娘さんには記憶を取り戻す為のカウンセリングとリハビリテーションも受けてもらう予定です。」
夕方~
病室~
結介
「本当に僕の事、何にも覚えてない?」
結子
「ごめんなさい。何にも。光はどこ?」
結介
「光には会えないよ。君は知らない男と話すのは嫌かい?」
結子
「好みのタイプではあるわね。流石、過去の私。いい男と結婚したもんだ。でもごめんなさい。私にはには光がいるから。」
結介
「わかった。もういい。」
続く
最初のコメントを投稿しよう!