美しい神様2

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彩佳はベットからおり雷光に近づくと隣に座った。 『どこに行ってたの?』 『……』 雷光は頭にタオルをのせたまま黙りこんだ。 『雷光…』 『彩佳、俺の妻になってくれないか』 『え!』 『嫌か?』 雷光は彩佳を見つめた。 『嫌じゃない…嬉しい…』 彩佳は嬉し涙を流した。 『何で泣いてるんだ』 雷光は手で彩佳の涙を拭った。 『雷光…』 『彩佳、愛してる』 雷光は彩佳の唇にキスをした。 その後、雷光と彩佳はソファーで身体を重ねた。 『彩佳…』 雷光は彩佳に覆い被さりながら顔を見つめた。 彩佳は火照った顔で『雷光、まだたりない』と言って彩佳は雷光に抱きつきながら口づけを交わした。 『彩佳、寝かせないからな、覚悟しろよ』 『早く来て』 『彩佳』 雷光は大事な部分を彩佳のお尻の穴に入れ腰を揺らした。 『ああ…』 『彩佳…』 『もう…いきそう…』 『俺もいきそうだ…』 雷光と彩佳は愛撫に感じぐったりとなると重なって眠りについた。 それから暫くして雷光の上で寝ていた彩佳が目を覚まし雷光から離れた。 そして彩佳は乱れた巫女服を整え始めた。 『……』 『身体は大丈夫か』 『雷光は大丈夫なの』 彩佳はゆっくりと身体を起こす雷光に近づき腰に触れた。 『急に触るなって』 雷光は痛む腰を和らげるため横になった。 『ベットで横になったら』 ソファーから立ち上がると彩佳はクスッと笑い部屋を出て行った。 雷光はゆっくりとソファーから立ち上がりベットに近づくとゆっくりと身体をうつ伏せに倒し眠りについた。 同じ頃、彩佳は自分の部屋に向かうため廊下を歩いていた。 『…雷太…』 雷太の姿を見かけた彩佳は雷太に駆け寄り腕を掴んだ。 『雷太』 『…彩佳…』 『今までどこに行ってたの』 『何か怒ってないか』 『当たり前でしょ、私が1人で新人の神達の指導をしてたんだから』 『…ゴメン…アヤメさんと会ってたんだ』 『アヤメさんって陽希さんの弟の』 『あぁ』 『何かいいことでもあったみたいね、話しなさいよ』 彩佳は雷太の腕を掴んだまま雷太の部屋に行った。 ー雷光の部屋ー 腰の痛みがよくなった雷光は身体を起こしベットからおりた。 『雷太は部屋にいるかな』 雷光は部屋を出て廊下を歩いた。
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