美しい神様2

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『蓮…』 『……』 名前を呼ばれ目を開けた蓮は見つめる桜に嬉し涙を流しながら抱きついた。 『たいした傷じゃないんだ、泣くな』 『突然、倒れて心配したんだ、泣くなってなんだよ』 蓮は涙を拭いながら椅子に座った。 桜は身体を起こし蓮の頬に触れると『心配かけてゴメン』と言って蓮の顔を見つめた。 『俺に何でも話す…約束』 蓮は小指を出した。 『あぁ、約束する』 桜と蓮は小指と小指で誓った。 その後、桜は巫女服を脱ぎ全裸になった。 『やらないか』 『怪我が治るまでダメだ』 『お前と交わりたいんだ、頼むよ』 桜は蓮の腕を掴みベットに仰向けで倒した。 『ダメだって』 『ダメだって言うわりには抵抗しないんだな』 桜は蓮の巫女服を脱がせながら言った。 『……』 『本当はお前もやりたいんじゃないのか』 『…桜…』 身体にキスをする桜の行為に蓮は感じ始め声を出した。 『ああ…もう…ダメ…』 蓮のお尻の穴の中で桜の指が動き蓮はシーツを掴みながら乱れた。 その後、桜は蓮のお尻の穴から指を抜き火照った顔の蓮を見つめた。 『蓮、入れるぞ』 『いいよ』 『……』 桜は大事な部分を蓮のお尻の穴に入れ蓮の顔を見つめた。 『全部、入った』 『いちいち言うな』 『そうだな』 蓮の唇にキスをすると桜は腰を揺らした。 『んん…ああ…』 桜の愛撫に蓮は乱れ喘ぎ声をだした。 それから暫くしてぐったりとなった蓮は桜に抱きつきながら眠った。 『……』 『……』 桜は蓮を起こさないように身体を起こし抱きついて眠っている蓮を見つめた。 その時、ドアをノックする音がした。 『どうぞ』 桜が返事をするとドアが開き彩佳が入ってきた。 『今、話しても大丈夫?』 彩佳は全裸の桜を見ないように問いかけた。 『大丈夫だけど、服を着るから待っててくれ』 桜は起こさないように蓮を寝かせ掛け布団をかけるとベットからおりた。 そして桜は白黒の巫女服に着替え背を向けている彩佳に声をかけた。 『向いてもいいぞ』 『……』 彩佳は振り返り桜を見た。 『雷光と雷太は?』 桜はソファーに座った。 『まだ休んでる』 彩佳は向かい合ってソファーに座った。 『話って、義巳のことか』 桜が問いかけると彩佳は頷いた。
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