美しい神様2

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『さすが雷光兄貴だな、キスで感じさせるなんて』 雷太が言った。 『雷太、この男の身体を先に味見させてくれないか』 雷光は火照った顔で見つめる蓮の頬に触れながら言った。 『わかった、終わったら俺にまわせよ』 『あぁ』 『……』 雷太は部屋から出て行った。 雷光は蓮を抱きかかえ『ベットに行こうか』と言って雷光は蓮をベットに連れていきゆっくりベットの上におろした。 『やめてください…』 『やめてくださいと口で言っても身体は反応しているぞ』 雷光は蓮の衣服を脱がせ身体を重ねた。 ーリビングー 『蓮のやつ遅いなぁ、何をしてるんだ』 桜はリビングを出て寝室に行った。 『蓮はどこに行ったんだ』 桜は床に落ちている携帯に築き拾い上げると中を見た。 『知らない番号だな』 桜は着信履歴の知らない番号に電話をかけた。 5回目のコールで相手が電話に出た。 『もしもし…』 『その声は雷太か』 『桜か、何のようだ』 『どうして蓮の携帯にお前の電話番号が』 『俺が彼の携帯にかけたから』 『蓮がいないが、まさかお前が蓮を』 『あぁ、彼は今、兄貴に可愛がられてる』 『何だと…』 雷太の言葉に桜は驚いた。 『居場所はわかるだろ、早くしないと…』 雷太が言いかけたその時、桜は電話を切った。 そして桜は蓮の携帯を握りしめた。 その頃、蓮は雷光の愛撫に乱れ喘ぎ声を出した。 『ああ…桜…』 『俺に抱かれていても桜を思うのか』 『やめて…』 『夢中にさせてやる』 雷光は大事な部分を蓮のお尻の穴に入れ激しく抱いた。 『いやあああ…』 蓮は気を失い眠った。 『…よかったぞ』 雷光は蓮の頬にチュッと口づけをしベットからおりた。 『兄貴、ちょっといいか』 雷太が部屋に現れた。 『何だ』 雷光は乱れた黒い巫女服を整えながら言った。 『さっき俺の携帯に電話がかかってきたんだ、誰だと思う』 『誰だ』 『桜から』 『それで』 『教えてあげたよ、兄貴が蓮を可愛がってるって』 『桜は何て?』 『驚いて電話を切った』 雷太はベットに近づき全裸姿で眠っている蓮の姿を携帯で写真を撮った。 『雷太、俺が戻るまでこいつを逃がすなよ』 『逃がさないけど、可愛がるのは?』 『こいつは俺のものになった、だから可愛がるのはダメだ』 雷光はその場から消えていった。
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