136人が本棚に入れています
本棚に追加
△悠久の古都 マク・アヌ
鈴「遅いなぁ~」
ZERO「まったくアイツは!」
マク・アヌのカオスゲートの前で迅浪を待つ鈴とZERO。
カナードに所属してからは、よくこの三人でパーティーを組んでいるようだ。
そして、お馴染の迅浪の遅刻。
鈴「あ、やっと来た~」
ZERO「今日は十五分の遅刻だ」
迅浪「悪~い悪い。また寝坊しちまったよ(汗)」
鈴「今日は早く来るって約束したよねぇ?僕、待ちくたびれちゃったよ!」
ZERO「これは、迅浪が謝るべきだな」
迅浪「悪かった!アイテム買ってやるから、機嫌直せよ」
鈴「ぷんっ!」
迅浪「お~い、マジで悪かったって」
鈴「・・・な~んてね。いいよ、今日は許してあげる」
迅浪「マジ!?」
鈴「うん。でも、次は僕許さないからね!」
迅浪「すんません・・・」
ZERO「さて、今日は鈴に付き合う約束だったな」
鈴「うん!綺麗なエリア見付けたんだぁ♪みんなで行こうよ!」
迅浪「景色~?んなことよりさ、バトルがしたいんだけどよ」
鈴「またそうゆうことばっかり言って!僕ね、そうゆう人嫌いだよ!」
ZERO「たまには、ゆっくりと景色を見るのも良いじゃないか?」
迅浪「なんか、俺だけ悪者みたいだな(汗)分かった、行けばいいんだろ」
鈴「うん!」
ZERO「では、ワードを入力してくれ」
鈴「え~っと~」
迅浪「早くしろよ~。さっさと行こう・・・ん?」
ザザッ・・・
突然ノイズがはしる。
迅浪「何だ?」
ZERO「どうした?」
迅浪「今ノイズが・・・」
ZERO「ノイズ?何のことだ?」
迅浪「いや・・・なんでもない」
ZERO「?」
迅浪「(さっきのノイズ、一体なんなんだ?バクか?いや、違う。なんか、ヤバイことになりそうな気がするな・・・)」
ザザザッ・・・
再びノイズ。
迅浪「またか!」
ZERO「どうしたんだ?」
迅浪「ノイズがはしっただろ?」
ZERO「またそれか。ノイズなんて知らないぞ」
迅浪「そんな馬鹿な!」
ZERO「嘘だと思うなら鈴に聞くがいい」
迅浪「(俺だけしか気が付いてないのか?何故・・・)」
最初のコメントを投稿しよう!