魔武器精製

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「魔族の幸・・・か」 魔族との戦闘の次の日、学校生活に戻ったジルは周りが騒がしくしている中小さく呟きを漏らす それと、あの魔族からもらった剣のことも考えていた 「はーい、朝のホームルームを始めるから静かにしてー」 だが、先生が入ってきたことによってその考え事は中止になった・・・が 「あっと、そういえば自己紹介がまだね 以前の先生は産休に入ったから新しくこのクラスの担任になった、ミク・フリークよ」 フリークというラストネームに教室がざわめいた これによってジルは新たな悩みを抱えることになってしまった 「何で母さんが、教師に・・・?」 まだ20代後半でも通じるような綺麗な顔つきや腰まで届く長い銀色の髪、見るものを魅了するかのような赤い瞳、全てにおいてジルとは真逆であった 「ふふ、ちょっと頼まれて、ね はい、じゃあ質問とかは放課後に受け付けるから、授業やりましょう」
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