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「凍らせて粉々にしたら流石に死ぬ、かな?」
一つの結論に至り少年は足元に火属性魔法を当て落ち葉を燃やすことで煙幕を作り出した
「煙幕か・・・こそこそ隠れて何をしようってんだ!?」
先ほど剣を刺されているからか警戒を高める、が・・・それが間違いであることに数秒後に気づく
その理由は・・・
「終焉は刹那にて終わる、凍てつきにてその身を貫け!
[アブソリュート]」
氷属性の最上級魔法の詠唱を早口でしていたからだ
だが、そのことに気づいた時には既に遅く、魔族の体は足元からゆっくりと、しかし徐々に確実に凍り出していた
「くそ、ただでやられるかよ!
[ブラッド・インフェルノ]」
血属性の最上級魔法を詠唱破棄にて唱え、少年に向かって血液で作り出された塊を放つ
「しまっ!」
最上級魔法を放って少しではあるが隙ができていた少年はその塊に直撃してしまった
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