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それから毎晩の様に凌は電話を掛けてきた。
ウザイと思うどころか凌との会話は楽しくて、いつしか電話を待っている自分がいる。
だから私も色々な話をした。
今までの恋愛や友達の事…
勿論、暴走族が嫌いだっと言う事も…
凌は何も言わずに私の話を聞いてくれた。
だが…時折、気になる事は、いくつかある。
凌は自分の事をあまり話さないのだ。
私が聞いても何となく、はぐらかされる。
まぁ…話したくないのであれば話さなくても良い。
ただ私に一目惚れしたやつが、どんなやつなのか気になっただけだから。
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