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7月21日
今日は、小中学時代から友達の唯(ゆい)と私は遊んでいる。
唯は私の親友。
高校時代は殆ど遊ばなかったのだが卒業してからは何故かまた遊ぶようになっていた。
「明日、例の彼と遊ぶんだよね」
カラオケからの帰り道…私は運転をしながらボソッと呟いた。
「まじ?2人で?」
そんな私の呟きに唯は興味津々。
「いや…分かんない」
「え?」
「遊ぶことはOKしたんだけど2人でなのか…みんなでなのか…分かんないんだよね…」
「え~!じゃーどうするの?」
「でさ…もし相手が誰か連れてきたら唯も来てくれない?」
チラッと唯を見ながら私はお願いをした。
「ん~どうしようかなぁ…」
唯は少し困った顔をする。
「えっ?ダメ!?」
驚く私の反応を楽しむかの様に唯は満面の笑みを浮かべて…
「うっそぉ~!もし凌くんが誰か連れてきたら電話してよ!」
「も~唯のバカぁ~!でも、ありがと!」
これで明日は大丈夫。
もし凌が誰か連れてきたとしても唯が来てくれる。
明日が楽しみだ。
少しぐらい期待してもいいよね?
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