好き

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寝ている凌に意地悪をしてみる。 頬を指で突っついたり髪の毛を引っ張ってみたり… 数分後―… 凌は眠たそうに目を覚ました。 「おはよ!」 「ん~…はよっ…」 大きなアクビを1つすると凌はタバコに火を点けた。 私もそれに便乗しタバコに火を点ける。 2人の煙が空中で交わっては消えていく。 そんな煙を私はボーっと見つめていた。 時刻はPM12:00 カーテン越しに真夏の太陽が差し込んでくる。 「腹へったな…」 吸い終わったタバコを灰皿に押し当てながら凌が呟いた。 「そうだね…」 「食べに行くか」 凌の提案に賛成し私は準備をし始める。 凌はまだ眠たそうにボーっと天井を見上げていた。
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