好き

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凌は母親に軽く会釈をし私達は家を後にした。 車を走らせ数分後。 私達は近くのサイゼリヤに到着する。 お昼時だからだろうか… 店内は騒がしく沢山の人々が思い思いに食事を楽しんでいた。 私達も店員に案内され窓越しの席へと着く。 メニューを確認し注文。 まだ眠たそうな凌は相変わらず タバコをふかしながら、あくびを していた。 少し寝癖の付いた髪に 眠たそうな瞳。 凌の全てが…何もかもが… 私の心を奪っていく。 凌が愛しくてたまらない。 いつの間にか凌は私にとって必要不可欠な存在になっていた。
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