往復 #2

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往復 #2

  「お前さぁ~!まさかと思うけど、こっちに向かってないよな?」 心配をしてかけてきてくれた凌。 「えへへへっ! そのまさかです!ただね…迷子かも…アハッ!」 「アハッっとかじゃねぇーし! まぁ~お前の行動力だけは認めてやるよ!で?今どこら辺にいるんだ?」 私は我が家からここまでの道のりを説明すると、どうやら凌は私の居場所が分かった様だ。 「もう少ししたら左手にコンビニが見えてくるから、そこで待ってろ!今から迎えに行ってやるから!」 「は~い…」 申し訳ないが助かった… そう思いながらも私は電話をきった。
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