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あの日以来
凌は私に暴力を振るうようになっていった。
最初は軽い物だった。
喧嘩から始まり私を床に投げ捨てる。
ただそれだけだった。
だが、私もその暴力に次第に慣れ
刃向かうようになる。
床に投げ捨てられても私は立ち上がり凌に怒りをぶつけた。
最初に感じた恐怖なんて忘れて私は刃向かう。
元々プライドの高い2人は謝ったりしない。
喧嘩はエスカレートするばかりだった。
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