11人が本棚に入れています
本棚に追加
段々と暴力はエスカレートし、次第には私の首を絞める様になっていた。
私の首から凌の指跡が消えることはなくなっている。
アザが消えかけた頃に、また首を絞められる。
私にとってマフラーやファンデーションは欠かせないアイテムの1つになっていた。
冬はマフラーでアザを隠し、仕事中などはファンデーションでアザを隠した。
腕や足には無数のアザ…
そんな体になっても私は謝らなかった。
謝ることを私の変なプライドが許さなかったのだ。
最初のコメントを投稿しよう!