別れ

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車に乗り込むと、りんくは眠たそうに私の膝にちょこんっと座り、うずくまった。 ソッとりんくの頭を撫でながら私は実家へ帰るためにエンジンをかける。 「今日はママちゃんの家に行こうね」 きっと凌は迎えに来てくれる。 心の片隅でそう期待しながら私は実家へと車を走らせた。
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