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凌に会ったら何て謝ろう…
凌、怒ってるかなぁ…
そんな事を考え、あっと言う間に辿り着いてしまった。
駐車場から部屋を覗くと明かりは付いている。
良かった…帰ってきてる。
私は急いで車を降りアパートへと歩き出したその時だった…
廊下に響く足音。
そして凌の姿。
私に気付き家から出て来てくれたのだと思った。
【おかえり】
そう言ってくれるのだと思った。
なのに…
「凌くん!待ってよ!」
凌の後ろから聞こえる
もう一つの足音。
ねぇ~…その子だれなの?
なんで…凌の腕にしがみついているの?
ねぇ~…誰か教えて…
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