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頭の中は真っ白だった。
状況が上手く掴めない。
ただ訳も分からず私は立ち尽くしていた。
そんな私に気付く凌。
最悪だ…
ただ気付けば私は叫んでいた。
「凌っ!なにしてんの!?」
ズカズカと凌の前に立ちはだかり
右手で力一杯、凌の頬を叩いた。
パチンッ―…
アパート内に音がこだまする。
シーンっと静まり返った瞬間、私は凌に胸ぐらを掴まれていた。
「てめぇ~!ふざけんな!!」
今まで見たことの無いぐらい血相を変え凌は私に怒鳴った。
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