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もうどうだって良い。
「はぁ!?てめぇ~こそ、ふざけんな!誰だよ!あの女!隠れてないで出てこいや!」
凌の手を振り払い影に隠れる女の元へと私は歩きだした。
「アイツは関係ないだろっ!」
関係ない?
関係なら大ありだよ!
「関係ない訳ないでしょ!」
「お前とは別れただろうがっ!」
ズキン―…
凌…本気で言ってるの?
「か…勝手に決めつけないでよ」
なにもかもが崩れていく。
楽しかった日々も幸せだった日々も…これからの夢も…
全部…全部…あの女が奪ったんだ
返してよ!私に全部返してよ!
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