別れ

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車に乗り込み私は戸惑う事なくアパートを後にする。 正直これで良かったのかもしれない。 毎日の喧嘩や暴力。 何度、別れたいと思ったか数え切れない程だ。 だが、本当に別れたかった訳ではない。 凌の優しさや頼りになる所 全てを含めて私は凌が好きだった しかし、それでも結果的にこうなってしまったのならこれで良い。 私は携帯を取り出し唯に電話をかけた。
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