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「と…突然ごめんね」
そう私が言えば
「いや…俺も電話しようか悩んでたから…」
と凌は言う。
「えっ?何か用だった?」
「いや…昨日の夜中にお前の夢見てな…お前が事故した夢で、りんくがめっちゃ俺に向かって吠えてきやがって!
おかげで飛び起きた!(笑)
お前に何かあったのかと思って電話しようと思ったけど…今更だし…って思ってな!でも何ともないみたいだし良かったわ!」
こんな事ってあるんだ…
「何時位に飛び起きたの?」
「12時半ぐらいかな?てか、何で?」
12時半…ちょうど事故を起こした時間。
「えっと…すごく言いにくいんだけど…」
「何?」
「事故しました…」
凌はその言葉を聞き少しの間、固まっていた。
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