運命 #2

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一応急いだのだが… 結局いつもと変わらない時間に店にたどり着いてしまった。 賑わう声。 扉を開ける前から店内が盛り上がっている事が分かる。 さっ!働くか! 気合いを入れ直し私は扉を開けた 「おはようございま~す!」 時刻はPM9:20 どんなに遅い時間でも挨拶は 【おはようございます】から始まる。 「おはよう!」 席に着いていたママが私に気付き声をかけた。 ボックス(ソファー席)には7人の男性がカラオケや会話で盛り上がっている。 スーツを着てはいるがネクタイを振り回し氣志團をノリノリで歌う40代の男性。 この人達が教師? 私にはただの酔っ払いにしか見えなかった。
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