運命 #2

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席に着くと空になりかけているグラスに新たな酒を足したりして私は働きだす。 私の目の前には確かに若い男性。 彼はかなり歳の離れている他の教師に負けず劣らずハシャいでいた 「次の体育祭は田中先生が酒を飲みながら走るってどうです?」 「おっ!い~ねぇ…って馬鹿かお前!」 すかさずツッコミを入れる先生に周りが笑う。 会話を聞いていると、どうやら本当に教師みたい… 【〇年〇組の〇〇と〇〇が付き合っている】 【〇〇はタバコを吸っている】 などと生徒の話。 私が思っていた以上に教師は生徒をよく見ているのだなっと感心しながら話を聞いていた。
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