夏祭り…

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かといって何かをしようという気にもならない 楽しみにしていたのもあって、虚無感がハンパない 「さぁ、どうしようかなぁ」 そういえば、と ふと友人の事を思い出す 「今日は大治とどっかぶらつくか…」 そう思い立ったが吉日とでもいうようにすぐに連絡を取った 「もしもし大治か?今日暇?」 「急だなおい、まぁ偶然暇していたところだ」 「さすが暇人だなこれからどっかいかね?」 「一言余計なんだよお前は、おーけーいいぞ」 「んじゃ、今から行くわ」 「いや、近くまで来てるから俺が行くよ」 「了解!んじゃあとで」 「ほーい」 こいつとも結構長い付き合いがある 暇なときはいつも遊んでいる特に仲のいい友人だ 「裕之ー、大治君が来たわよー」 もう来たのか、早いな 「よっ裕之」 「よっ大治、早かったな」 「近くまで来てるって言っただろ?」 「近くにしても早いだろ」 「まぁすぐのゲーセンにいたからな」 それなら5分もあれば来れるな 「なるほど、んじゃいくか」 「おうよ!」
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