小倉 龍玄

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受験が終わり、暇になった俺は人を抱く人数が増えた バーに通う時間も増えた そんな毎日を過ごしていると、気づくと卒業式が近づいていた 両親には一応報告したが来る気は無いようだ 代わりに有川が暇だからと言って来ることとなった 最終的には有川だけでなく、友人も何人か来てくれた 俺は彼等に祝われ中学を卒業した その事実がとてつもなく嬉しかった 高校に通うことは少し不安だったが、彼等がいると思うと頑張れる気がした そして4月、俺は不安ばかりを胸に抱き高校の門を潜った .
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