カヒムという少年

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さっそくカヒムは外に飛び出し、近所のロゼおばさんに話しかけます。 「ロゼおばさん、こんにちは。おばさんが1番いらないものを欲しいんだ」 「おかしなことをいうもんだね、カヒム。そうだね、ちょうどバケツに穴が空いたのがあるから、それをやろう。その代わり、その財布をくれないかい?」 「いいけど。おばさんには、これが必要なの?」 「ああ」 カヒムは不思議がりましたが、財布と交換に穴の空いたバケツを手に入れました。
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