第1章

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彼女はある時からやってきて、とてもかわいい子だったんだ。 でも、たまに公園で鳩と戯れたり、校庭の鶏小屋をずっと眺めたり。 見ているとちょっと孤独な感じがした。 いつか話しかけようって。決めてた。 今日は最後だ。君をもう一人にはしないよ! 教室で一人泣いてる君を見つけて、意を決して声を掛けた B(一般男子学生):「あの!もう寂しい思いはしなくていいよ!僕がいるから!!」 A(姫):「え?!」 B:「ずっと寂しそうだったから。僕の友達になってください!」 A:「……」 あ~そんなにもじもじとして、かわいいな。控えめな純朴な子なんだろうな。思ったとおりだよ。 A:「ねえ。友達っておいしいの?!」  *** ナイト:(まずいぞ!おい!執事!!あいつ人まで食っちゃうよ!!) 教室の外で告白を見届けるつもりだったナイトは慌てふためき、 握っていた卒業証書を握りつぶした。 急げ!人類の危機だ!
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