君がくれたもの

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――20xx年 都立光旋高校 教室 立花「今日で卒業かぁ?」 宮間「そう…だね…」 立花「力が消えるのが不安か?」 宮間「うん、立花君は怖くないの…」 立花「そりゃあ俺だって怖いよ。でもお前が一番怖いだろ?これから何も見えないなんて…」 宮間「」 立花は宮間の頭にそっと手を乗せた 立花「決めた、俺がお前の目になる!これからは俺がお前の道しるべだ!!って言っても、めちゃめちゃ歩くの遅いけど我慢してくれよな」 宮間は一瞬固まった後、下を向いて小さく「ありがとう…」とつぶやいた。 それでも泣いていたが彼女の表情は とても幸せそうだった。
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