大切なモノ

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すごい風が強い… 井上…居った。 石田 …井上 井上 ほんまに来てくれたんや…演技て分かっとんで…!? パチンッ… 俺は井上の頬を叩いて話を聞かずに強く抱きしめた。 井上 い…いしだっ… 石田 何で死のうとすんねん!! 井上 やって… 石田 やってとちゃうわ!…ほんまにっ… 井上 ごめん…後悔してん…ごめんなっ… 石田 アホぉ…お前が消えたら…俺もっ… 井上 石田ぁ… 俺等はひたすら泣き合った。 涙が出なくなるくらい泣いた。 どれだけコイツのことが大切やったのか…全部改めて分かった気がした。 井上が消えたら俺は…カラカラに枯れてしまう。 石田 井上… 井上 …助けてくれてありがとうっ…お前が一番の…友達やわっ<<ニコッ 石田 俺もやでっ… 井上 …石田? 石田 … 俺は自然と井上の顔に迫っていき 最終的には… <<チュッ… 井上 んっ///// 石田 っ…!ごめ////アホや俺っ… 井上 … ビックリした。 次の瞬間井上に首に手を回され強引に口を塞がれた。 石田 っ…いの…え? 井上 好きや。 石田 /// 井上 石田も…やんな?/// 石田 ///正解っ// 井上 顔真っ赤やでっ// 石田 お前もやっ// 二人 ハハハッ やっぱり二人で笑い合うのが一番幸せだった。 今まで生きてきた中で…辛い事も苦しい事あった。 でも…どんな時もコイツが傍にいてくれとった。 それがどんなに幸せで大切な日々だったか今になって分かった。 気付くのが遅かったって分かってる でも…今からでも間に合うんかな… ずっと…井上さんと居ることで…井上さんが幸せになれるなら… どこまでもコイツと…歩んでいこうと思う。 ずっと隣で笑って、ボケて、たまにはツッコんで、泣いて… そんな日々をこれからも井上と歩んでいきたい。 やっぱり俺の隣は…相方はコイツだけや。 ほんまに日々の幸せをありがとう そして今日から…俺に幸せをくれた…たった一人の大切な… 恋人へと変わりました。 -END-
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