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「森のくまの名物、
笑わないけど、すごく綺麗でかっこいい男の子。
間近で見ても、きれいだよね」
きれいというのは、
椰弥や、塩冶のような人物を指すのであろう。
清潔という意味では、森のくまは食品販売なので、清潔ではあった。
「毎日、店長に学校行って!とか、物を運んで!って怒鳴られて、走っている。
でも、いつも黙々と仕事をしていて、真面目で、丁寧で、真剣」
椰弥の目から、涙が落ちていた。
「……私も、
薬師神君みたいな人を好きになったら良かった」
琥王に聞かせたら、怒るだろう。
俺の迷惑な性格を、琥王はよく理解している。
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