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メールも来ていて、樹神を燃やすぞと書かれていた。
樹神は燃やされたくない。
返信で、
樹神を燃やすと幽霊になりますよと言ったら、大黒が怒ってしまっていた。
昼の大黒は強い。
再び携帯電話が鳴ったので、俺が出ると、やはり大黒であった。
「行きます!ちゃんと行きますから、樹神を燃やさないでください」
大黒も大人げない。
「琥王。ごめん、荷物の整理に行ってくる。
俺の問題だから、琥王は椰弥ちゃんと居てね」
「嫌だ!」
琥王の返答に、椰弥も頷いていた。
「そうだ、琥王。
大黒に薬師神君を取られるな、ファイトだ」
どうして椰弥が、大黒を知っていたのだろうか。
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