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「そ…そんなことあるかいw」
「おんっ…俺お前みたいなやつ好きかも」
「っ…!」
「ん…どしたん?」
心配そうな顔をしながら
俺の顔を覗き込む
「て…照れるわ」
「え…照れた?」
「お…おん…あ,あたりまえじゃ!好きなやつに部活してる姿かっこいいとか俺そういうやつ好きとかいわれたら誰だって照れるやろ!」
「照れるわな…俺かて照れるわ授業真面目に受けてる姿かっこいいとかすきなやつに言われたら」
ん
今あいつ
好きなやつって
言った
「俺な…井本くん知らんかったかもしれんけど…ずっと部活頑張ってる井本くん見ててんどんどん惹かれてってる自分がいて…せやから今日も井本くん屋上に行ったから俺も行こうって…」
「それほんまなん?」
「俺嘘つかへんから」
そういって
俺を見る
あいつの目は
真剣で
まっすぐや
「お…俺も…好きやから…」
俺がほしいのは
成績でも
単位でもない
あいつの
心
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