ある日の無限大

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「…と?…もと?」 誰かの声がする それは聞きなれた 俺の好きなやつの声や 「なんやねん」 「大丈夫か?」 「なにがや」 「ずっとぼ-っとしとったで?」 「おう。平気や」 そんなにさみしそうな顔すんなや…アホ 頑張ってみようかな 関係は壊れるかもしれんけど 俺の気持ち…伝えてみようかな そして少しの沈黙を 「あのさ!」 で破った。 「なん?どしたん」 「あのさ!…俺こんなこと言ってきもいって思われるかもせんけど言わしてもらうわ」 「お…ん…?」 首をかしげて まっすぐと俺を瞳をみるあいつは いままで以上にかっこよくて 言葉にできないほど ずるいルックスをもっていた 「その…俺…お前のこと…好きやから¨今日の無限大でお前が≪だいぶかわいいで≫って言ったんうれしかってん…でもお前が本気やないことは知っとってんで?ちゃんと…せやからその心がいたい?って言うか…なんて言うか…お前に可愛いって言われてうれしかってん…せやから機嫌悪くて…お前に強く当たってしまってん…すまん…!でも俺…お前が好きやって改めて気づいてん…」 長々と話す俺を じっと目の前に座って 俺のことを見つめて聴いてくれた そんなあいつにも キュンとする。
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