ある日の無限大

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「いのもと…俺なんかでええの?」 「…お前やなきゃ…あかんねん」 「俺な?気づいてん…お前が悲しい顏すると俺まで悲しくなんねん。でもなお前が笑うとおれも笑えんねんせやから俺が隣でお前のことを笑顔にしてやりたい。遠回しに言い過ぎたな。。。俺はお前のことが好きやねん」 「ふ…ふじわら…」 「いのもと…?これから二人の時は藤原じゃなくて一裕って呼んでな?」 「か…一裕」 下の名前で呼ぶんはずかしかったんやろな 下の名前で呼んだ瞬間 今…俺の腰に巻かれてるお前の手が めっちゃ強くなった それが あいつの照れ隠しなんやろな…
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