お前だから 白イキ

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イキリside 今日は久々に二人でオフの日。 …てか、恋人と居るんやからけん玉やめんかい!! さっきから石田はずっとカッカッとけん玉をやっとる。 …構ってほしい…。 石田 …心の声漏れてるで~ 井上 えっ… 恥ずっ…聞こえてた。 石田 しっかり僕に言うてくださいよ~ 井上 んぅ…。ほなええわぁ… 石田 …そうか。 そういってまたけん玉をやりだす石田。 こういう時に素直になれない自分が大嫌いだ。 仕方ないからツイッターを開いてファンの皆への返信を始めた。 しばらくするとけん玉の音が消えた。 でも相変わらず無言の楽屋。 その瞬間、全身が暖かいモノに包まれた。 石田しかいない。 井上 何ぃ… 石田 …僕が寂しくなるやんけ。アホ。イキリ。ブス。 井上 悪口が多いわ 石田 嘘や。…何で話しかけてくれへんの? 井上 …けん玉やっとったからやん。 石田 アホ…言うてくれたらやめるわ…。 井上 感じ取れやボケ。 石田 …ごめん。 井上 別にもうええよ~。 恥ずかしい、完全にけん玉に嫉妬しとる。 こんなんでこの先生きていけるんかな~とか思いながら また俺はツイッターの返信へ戻る。 でも石田の顔が真横にあって集中できない。 井上 ちょ…集中できへんねんけど… 石田 ファンの子の方がええん…? 井上 お前はけん玉の方がええねやろ 石田 んぅ… 井上 なんやね~ん… 石田 …構ってえや… 井上 っ//…何で~?けん玉やっちょればええやん 石田 けん玉より…井上が好きやもんっ…寂しい… 井上 …前おいでえやっ 石田 おんっ// 井上 ここ。 石田 え/// 井上 嫌? 石田 …座る// 俺が指したのは俺の膝の上。 照れながらもチョコンと俺向きに座ってくれる石田が怖いくらいに愛おしい。 そんな石田の頭を撫でると、顔を赤くしてうっとりする石田。 俺の首に手をまわしてくる。 …可愛すぎるんですけど。// 石田 …僕ん事好き…? 井上 好きやからこうしとんねんで? 石田 …ファンの子よりも?/// 井上 当たり前やがなっ// 石田 よかった// 井上 可愛いわぁ 石田 ええやんっ// 井上 ずっと隣に居てな? 石田 おんっ// 照れながら答えてくれる石田が愛しくて可愛すぎて そっと唇を塞いでしまった。 END
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