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「知ってたわ。
貴女が出演してたドラマは全部見てたもの」
ユニは何本かのドラマの題名を上げた。
「本当?嬉しい。
でもオンマ知ってたなら何故連絡してくれなかったの?」
「私の事は忘れてると思って。
別れた時優子はまだ7歳だったし」
ユニは目を伏せた。
「あれから直ぐ韓国に?」
ユニは首を横に振った。
「アメリカと中国に8年づついたわ。
韓国に帰った日にテレビを点けたら貴女によく似た女優さんが映っていて、気になって見ていたら何かの雑誌で貴女だと分ったの」
それからは優子のでているものは映画、ドラマと言わず全部見ていてくれたと言った。
「オンマ、私暫く韓国にいるつもりよ。
出来るだけ毎日来るわ」
そう言うとユニは嬉しそうに笑った。
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