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「私なら本当に大丈夫。
貴方はお仕事頑張って」
「分った、愛してる」
そう言って電話が切れた。
声を聞くのも三日ぶりだった
京都の母が言っていた『待つのも女の仕事、楽しみながら待つ事を考えて』と・・
ジョンウの元へ帰ると決めた時から一人彼を待つ寂しさは覚悟していた。
それに前とは違い彼に愛されていると信じられる。
(大丈夫、待っていればきっと帰って来て抱きしめてくれる。
それに今日は電話もしてくれた)
そうだ、もうすぐ冬だ。
彼にセーターを編もう。
一人の時間が楽しめるはずだ。
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