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草原をぬけると、サラサラ流れる小川に着きました。
ここの水はとても冷たくて美味しいのです。
カエルは小川の水をゴクゴク飲むと、
「ふぅ、疲れたけれど旅はまだまだ」
そう言って、ちょっと一休み。
すると後ろから
「カエルくん」
と呼ばれ、カエルは驚いてピョンと飛び跳ねました。
後ろは小川しかなくて、
誰かに呼ばれるとは思わなかったのです。
「驚かせてごめんよ」
カエルが振り向くと、小川からメダカが
顔を出していました。
「あー、ビックリした。メダカくんかぁ」
カエルはニッコリ笑って、またピョンと跳ねました。
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