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素敵で孤独な無関心、それが僕を守るバリアになる。 だから僕は今日も、ヘッドフォンから流れてくる音楽で、自分以外との関わりを拒絶する。 ゆっくりと足を動かし、地を蹴って歩みを進める。 桜の花弁が散ってゆくこの道は、恐らく今日で最後の道になる。 最後の日といえどいつも通りの道。 ならば、耳に聴こえるのはヘッドフォンから流れてくるお気に入りの音楽だけ。 そうして道を歩く時間だけは、この世界は僕のもの。 そうしている間だけは、自分以外の有象無象に干渉されないでいられる。
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