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「だから!責任を持って!私が死ぬ手伝いをしなさい!」
「…………はぁぁぁあ!?」
何なんだいきなり、ビックリした。
というか、そもそも何でこの子に捕まってるんだっけ?
僕この子に何かしたっけ?
「何を驚いてるのよ。君は私が死ぬのを邪魔した、だから責任をもって私が死ぬのを手伝って、一緒に死になさい」
ああ、そうだ、そうだったよ。
珍しく僕が人助けなんかしたもんだから、こんな事になってたんだった。
ていうか。
「明らかに無茶な命令がひとつ増えてるんだけど!?」
彼女は僕の言葉は無視、言うだけ言うと、フンッと偉そうにそっぽをむいてしまう。
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