4月

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「あれそー言えば凄い急だったな~」 「急だったな。土曜日バイト行ったら湯川さんに急に見習いにつくように言われたからな」 「つか、すげー今更だけど、マネージャー見習いなんてやってていいんか?ハルマジでマネージャーになんの?」 「ああ、そのつもりだが?卒業したらそのままあそこに就職して、真のマネージャーを手伝うよ」 「お~…せっかく大学いい所に進学出来たのに勿体ねぇ気もするけど…」 「大学での知識も無駄にはならないから問題無い。 芸能界は裏方に弁護士が必要になる場面もよく有るからな」 「まぁ、ハルがそれで納得してるならいいのか…」 「クッソwなにこのラブラブww」 「菊音www空気…w ラブラブだったかな?今の…ww割と真面目な話だった気がするけどw」 確かに、来客居るのにうっかり真面目な話になっちまったけど、菊音ちゃんのノリがさっきまでのテンションに引き戻してくれた。 「そーだ、今話す内容じゃねぇわw で、ハルさん、芸能界のホモ話とかなんか知らねぇ?w」 「知らんな」 「そんなw即答ww」 「本当に知らねぇ?うちの事務所何気に結構ホモ居ると思うんだけどw」 「そういった人様のプライベートの情報漏洩は禁止だ」 「ほら、なんか絶対知ってるべww」 「お願いします!金田様!絶対に他に喋ったりしないんで、なんか美味しい情報下さい!」 「俺も知りてぇ!絶対他言しねぇから教えて!」 「いや、しかし…」 「なんか俺も興味出てきたw絶対内緒にするからなんか1個教えてよ」 「ハルー頼む!」 「金田様ぁ!」 「……では… なんと言うか、俺の憶測での話だが… 今、亜稀のドラマがやってるだろ?」 「やってるね」 「それの亜稀役の小向さんと、翔役の奏太さんが……多分デキてる」 「えっ!?」 「なんですと!?えっ!?どーしてそう思ったんです?」 「この間の土日に奏太さんのマネージャー見習いをしたんだが、土曜日のバラエティー番組の収録で、控え室の時点で少々異様なくらい仲が良かったんだ。 控え室は別々だったんだが、空き時間はずっと一緒の控え室にいて… 収録が終わったのは夜中だったんだが、帰りに奏太さんに指名されて、本来のマネージャーではなく俺が奏太さんの家まで送ってったのだが… 途中で、マネージャーが送って行った筈の小向さんを拾って、二人共奏太さんの家に送り届けた。
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