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それで、日曜は亜稀ドラマの撮影だったんだが、早朝奏太さんの家に迎えに行ったら、小向さんも一緒に居て、しかも小向さんが前日の服から着替えてたんだ。
そんな着替えを一式持ってそうな荷物ではなかったのだが…つまり着替えが既に奏太さん宅に置いてあったのか、奏太さんの服を着ていたのかは分からんが…
二人一緒に乗せて撮影場所の六本木に向かったんだが、小向さんのマネージャーには「自分で行く」と言ってあったらしく、小向さんだけ六本木駅の傍で降ろした」
「マジでか…!」
「ちょwwwそれw憶測じゃなくて完全にデキてるじゃないですかwwwwww」
「思った以上に凄い話聞いちゃったね…wドラマ版の二人だと、翔亜稀?亜稀翔…ではなさそうだけどwリアルの亜稀なら確実に攻めだと思うけど」
「あ~、そうだな。あの兄弟は兄貴は受けっぽいが」
「あれ!?金田さんも亜稀の正体知ってますねwww」
「ああ、千里だろう?」
予想外の話にちょっとなんと言ったらいいか分からず、会話に上手く入っていけなかったんだけど…
あれ?奏太さんって俺の事好きだったよな?ww
『小向と出逢うまではね。
金田が言った通り、既に殆ど付き合ってるんじゃないかってくらい良い関係ではあるけど、まだ完全に付き合ってはいない。くっ付くにはもう一押し必要』
マジでかw
『まぁ殆ど原因は小向に有るんだけどねw
前に小向が、亜稀や翔に「俺は女の子の方がいい」って言った事があるんだけど、それがちょっと自分の中で引っ掛かってるらしい。女の子がいいって宣言したくせに、男で気になる奴が出来ちゃってどうしよう…翔達にバレたらなんて言われるか…ってw
その空気を感じ取ってて、奏太も何となく手が出しきれないでいる。あいつ意外と慎重派だからさ。因みに既にチュウまではしてる』
なんとまぁw
じゃあ本当にあと一押しが有れば完璧じゃないっスかww
『そう。カスが押してさえくれれば』
俺かw
つか、そっか、小向さんじゃなきゃ駄目って、メタボがやけに小向さんに固執してたのは、奏太さんと小向さんの相性が凄く良かったから?
『そういう事。今年の僕は邪魔者は排除するスタイルだから。
大体、僕の許可無しにカスに付け入ろうなんて100年早いんだよね』
いや、お前は俺のなんなんだwww
でもなんかすげぇwwその一押しやってやろうじゃん!
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