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「俺はアンタなんて知らないし見た事も無い!」
こんなに目立つ見た目してるんだから、覚えてるはずだし。
「あれ?おかしいですね……」
「だから人違いだろ!!通報はしないでやるから、さっさと出て行ってくれ!!」
「お断りします。私は貴方を連れ戻しに来たのですから。」
「だから人違いだって言ってんだろ!!俺の知り合いにはアンタみたいな金髪碧眼の米みたいな名前の奴なんていねぇ!!」
「おや?なぜ私の名前を知っているのですか?まだ名乗って無いですよ?」
しまったっ……!アホか俺!知ってた!
しかもコイツ急にニコニコしやがって……腹立つー!!
「それは………そんな気がしただけで…………」
「いえ、嘘ですね?私は分かっていますよ♪
見えているのでしょう?私の名前が。」
……っ!コイツっ……!
「……っ!うるせぇ!」
よくわからん女を突き飛ばして玄関へダッシュ、そのまま出て鍵を閉める。
中からは開けられるから意味ないだろうけどな
「そんなことより………」
何でアイツが知ってたかって事だ……
俺の秘密にしてた能力を。
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