第五話【死んじゃったって★アイドル】

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 花京院に詰め寄るカナエちゃんに、「あ、花京院は夜十時から零時までしか出て来れないの」と、不本意ではあるけれど、フォローしてやる。 「うっわ。使えなぁい!」  蔑んだ目で一瞥した後、「ま、でも仕方ないわね。その時間で出来ることがあれば、手伝ってもらうわ」と有無を言わせない圧力を花京院にかけた。 「フヒッ」  彼女の一睨みに小さな悲鳴を上げる花京院を見て、この時ばかりは同情した。
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